ラムーナス・ガルバラビチュウス氏 旭日小綬章叙勲

平成30年春の外国人叙勲伝達式

 9月5日(水)、カウナス市のビタウタス・マグヌス大学(学長室のある建物)において、ラムーナス・ガルバラビチュウス氏に対する叙勲伝達式が行われ、山崎大使より旭日小綬章の勲記及び勲章が授与されました。同式には、マティヨシャイティス・カウナス市長、カイリース・カウナス副市長及びマイモン・イスラエル大使も同席されました。ガルバラビチュウス氏は、当国での杉原千畝氏をとおしたリトアニアにおける日本の知名度向上及び両国の文化交流活動の促進に寄与した功績が認められ、旭日小綬章が授与されました。今回の受章によって、日本とリトアニアの関係が更に促進されることが期待されます。



ラムーナス・ガルバラビチュウス氏 旭日小綬章叙勲




4月29日、日本政府は、杉原「命の外交官」財団理事長として、杉原千畝を通じた対日理解の促進及び日本・リトアニア間の文化交流に寄与したとして、ラムーナス・ガルバラビチュウス氏に「旭日小綬章(The Order of the Rising Sun, Gold Rays with Rosette)」を叙勲することを発表しました。

今回の叙勲の概要は次のとおりです。

1.受賞者氏名・肩書

ラムーナス・ガルバラビチュウス(Ramunas GARBARAVICIUS)(略歴参照
現 杉原「命の外交官」財団理事長
元 国会議員


2.対日功績

(1)日本・リトアニア間の文化交流促進における功績

同人は、リトアニアの人々に杉原千畝氏の人道行為を知ってもらう為、平成13年以来現在まで杉原記念館を活用した日本人文化人による様々な日本文化紹介事業を開催してきている。中でも、平成29年9月にカウナス市で開催した「杉原ウィーク」事業では、主催者である杉原グループの中心メンバーの一人として、精力的に活動した。同事業には、同館外壁修復支援を行った日本からのボランティア団体や地方自治体等5000人以上が参加し、両国の更なる友好関係を促進する事業となるなど、同館はリトアニアで最も重要な日本文化紹介の拠点の一つとして日本文化普及に大きく貢献している。

(2)杉原千畝氏の功績を通じた対日理解促進への貢献

 同人は、杉原千畝氏の功績を伝える為、平成11年に杉原「命の外交官」財団を創設。平成12年からは、カウナス市の旧日本領事館事務所を所有者から賃借りし、同館の一階部を「杉原記念館」として一般公開した。平成16年には同館を買い取り、現在は同財団の活動に対し同館を無償提供している。同人の継続的な活動により平成28年の同館入館者数は約16,600人にまで増加している。平成18年の麻生太郎外務大臣、平成26年の山崎正昭参議院議長、平成29年の中曽根弘文日・リトアニア友好議連会長、平成30年の安倍総理等の要人訪問を含め、日本人訪問客数の約7割が同館を訪問するに至っている。また、老朽化した同館の修繕費用を自己負担するなど資金収集のイニシアティブを取り、平成29年8月末の同館修繕工事大きな役割を果たした。同人は、宗教や人種による差別の撲滅運動をするため、「寛容の人」賞の創設や、杉原氏の貴重な活動を紹介するビデオ制作への貢献など杉原氏の人道行為を通じた対日理解促進に努めている。