リトアニア軍記念行事:「リトアニア軍の日及びリトアニア軍復活の日」における重枝大使へのリトアニア国防大臣表彰

平成28年12月12日
 11月23日、重枝大使は、オレカス国防大臣から招待され、リトアニア軍記念行事「リトアニア軍の日及びリトアニア軍復活98周年」及び「表彰式」に出席しました。1918年、最初にロシアから独立した際にリトアニア軍が設立されたことを記念して行われている行事であり、本年もリトアニア軍最高指令官であるグリボウスカイテ大統領及びオレカス国防大臣の挨拶が行われ、それに続いて、リトアニア軍参謀総長のジューカス軍司令官の指揮の下に、会場の大聖堂前広場につめかけた政府関係者、外交団及び多くの観客等が見守る中で、「リトアニア軍による儀仗行為」及び軍隊行進が披露されました。また、今回の行事には、リトアニア軍隊のみならず、米国(陸軍)、仏等外国の軍隊の参加も見られました。
 同行事に引き続き、大聖堂に隣接する大公宮殿跡建物内にて表彰式が行われました。同表彰式は、リトアニア国防省及びリトアニア軍に多大な貢献をしてきた軍人及び民間人に対して、国防大臣の主催で毎年行われるものであり、本年は数百名の一般来客、表彰関係者等の見守る中で、約50名の各功労者に対して、オレカス国防大臣等より、感謝状が授与されました。重枝大使は、(1)本年8月、海上自衛隊練習艦隊のリトアニア訪問という歴史的な両国交流の実現に尽力したこと、(2)同練習艦隊実習幹部250名がリトアニアの関係都市を訪問し、リトアニア国防省及び軍隊とのスポーツや人的交流等を行ったことなど、日・リトアニア交流を通じてリトアニアの国防に対して顕著な貢献を行ったとして、同大臣感謝状及び民間人功労メダル(同メダルには自由、名誉、祖国、との刻印あり)が授与されました。今回の受賞により、更なる日・リトアニアの防衛分野の交流強化が期待できます。


「リトアニア軍による儀仗行為」及び軍隊行進











表彰式