国際交流基金巡回展「変奏と自立-現代日本の画家たちの版画」

令和4年1月27日



日本とリトアニアの友好100周年事業の一環として、国際交流基金巡回展を、本年欧州文化首都となっているカウナスで実施します。
 
2022年2月4日から3月6日まで、チュルリョーニス国立美術館、国際交流基金、及び、在リトアニア日本大使館は、カウナス・ピクチャー・ギャラリー(K.Donelaičio g. 16, Kaunas)において国際交流基金巡回展「変奏と自立-現代日本の画家たちの版画」を開催します。
 
この展覧会は2016年より世界各地を巡回していますが、1970年代に版画表現がもたらす多様な可能性を見出し、版画によって現代美術そのものの表現領域を拡大させた10名のアーティストの作品を紹介するものです。
本展は、現代日本版画史を築いてきたと見られている版画専門の作家ではなく、絵画作品によって現代美術の動向を牽引してきた画家による版画作品を取り上げ、既存の現代日本版画史の再考を試みます。日本で最も有名な芸術家の一人である草間彌生の作品も見られます。
この展覧会を通して、日本の現代版画のみならず日本文化への理解・関心をも深めていただければ幸いです。
キュレーター:滝沢恭司(町田市立国際版画美術館学芸員)
主催:国際交流基金、在リトアニア日本国大使館、チュルリョーニス国立美術館

ぜひ会場に足をお運びください。

国際交流基金巡回展「変奏と自立-現代日本の画家たちの版画」 
会場:カウナス・ピクチャー・ギャラリー  (K.Donelaičio g. 16, Kaunas).
開催期間:2022年2月4日~2022年3月6日
火、水、金、土、日 10:00~18:00
木   11:00~19:00