ビタウタス・グルブリヤウスカス氏 旭日小綬章叙勲

ビタウタス・グルブリヤウスカス氏 旭日小綬章叙勲


 11月3日、日本政府は、クライペダ市長として、文化交流事業や防衛交流等の幅広い分野を通じて、日本とリトアニアの友好関係構築に寄与したとして、ビタウタス・グルブリヤウスカス氏に「旭日小綬章(The Order of the Rising Sun, Gold Rays with Rosette)」を叙勲することを発表しました。

 今回の叙勲の概要は次のとおりです。

1.受賞者氏名・肩書
ビタウタス・グルブリヤウスカス(Vytautas Grubliauskas)(略歴参照
現 クライペダ市長

2.対日功績
(1)日本・リトアニア間の交流促進における功績
 東日本大震災直後の平成23年4月に市長に就任した同人は、同市と姉妹提携を締結している岩手県久慈市への義援金の寄付等、復興支援に直ちに取り組んだ。平成26年9月の訪日の折には,駐日リトアニア大使館と共催して「日・リトアニア外交関係20周年・東日本大震災復興記念写真展」の開催や、在日リトアニア人と久慈市の代表団との意見交換を実施し、久慈市訪問の際には、被災地を視察し、被災者の人々を励ます等の取組を通じ、久慈市とクライペダ市との絆を深めた。また、久慈市との友好交流事業の実施に留まらず、クライペダ市への内閣府国際青年育成事業の日本人参加者の受け入れ、同市主催イベントへの日本人ジャズシンガーの招聘、桜の植樹及び桜公園の建設など日本とリトアニアとの友好交流促進に尽力した。

(2)日本・リトアニア間の防衛交流への貢献
 同人は、平成28年8月の海上自衛隊練習艦隊のリトアニア訪問に際し,国防省、大統領府、外務省と共に支援を行い、クライペダ市長として,リトアニアにとって歴史上初の日本の練習艦隊受け入れの成功に,中心的な役割を果たした。特に,クライペダ港での入港歓迎式はリトアニア海軍と共催し、港内の式典会場の提供やメディアを通じた広報等に貢献し、多数のリトアニア市民が同艦隊を出迎えた。リンケビチュウス外相及びオレカス国防相等が参加すると共に、グリボウスカイテ大統領からの歓迎ビデオメッセージも寄せられた艦上レセプションでは,元プロ・トランペット奏者である同人の発案で,同人と練習艦隊音楽隊との音楽コラボレーションが行われるなど、日本とリトアニアの友好関係を強めることにも貢献した。このように,リトアニアにおける日本の存在感を大きく高め、防衛・安全保障分野のみならず二国間関係全体にも大きなインパクトを与えた海上自衛隊練習艦隊寄港の成功裡の実現に,同人は大きな貢献を果たした。