リトアニアの入国制限措置等について(4月4日現在)
令和4年4月4日
本情報は、リトアニア当局が公式に発表した情報を中心に掲載していますが、新型コロナウイルスをめぐる対応策は流動的ですので、本情報の内容から更に変更されている可能性もあります。リトアニアへの渡航を検討される際には、リトアニア当局のホームページを参照するほか、在京大使館に確認するなど、最新の情報を十分に確認してください。 |
4月4日現在のリトアニアへの入国規制の状況は以下のとおりです。
1 入国制限
リトアニアでは、外国人の入国を制限していますが、以下の国と地域に居住する人に対しては、観光を含む、不要不急の渡航を許可しています。
・欧州経済領域(EEA)、スイス、イギリス、アンドラ、モナコ、サンマリノ、バチカン
・EUデジタルCOVID証明書システムを相互承認する第三国・地域
アルバニア、アルメニア、フェロー諸島、イスラエル、アメリカ、アラブ首長国連邦、モンテネグロ、レバノン、モルドバ、モロッコ、ニュージーランド、パナマ、ジョージア、エルサルバドル、セルビア、シンガポール、北マケドニア、台湾、タイ、チュニジア、トーゴ、トルコ、ウクライナ、ウルグアイ、カーボベルデ
・EU理事会が定める渡航制限緩和勧告リスト掲載国(日本は2021年9月9日にリストから除外されました)
リストは随時更新されますので、最新のものについては、下記のEU理事会ホームページをご確認ください。
https://www.consilium.europa.eu/en/policies/coronavirus/covid-19-travel-into-the-eu/
これらの国・地域以外からの入国については、リトアニアのナショナルビザや滞在許可証を所持する方、特別な入国許可を受けた方、EUが承認するワクチン接種を完了した方(要証明書/有効とされるワクチン接種証明書の条件は下記「3.ワクチン接種証明書について」をご参照下さい)、16歳未満の方など、入国禁止措置の例外規定に該当する方以外は、原則、入国することができません。
日本は2021年9月9日にEUの渡航制限緩和勧告リストから除外されましたので、前述のような例外規定に該当する方以外は、入国することができません。例外規定に該当する方は、それを証明する書類の提示が求められますのでご留意ください。
入国禁止措置の例外規定については、下記のリトアニア政府ホームページに掲載されている「国家緊急事態宣言(リトアニア語:Nutarimas Dėl valstybės lygio ekstremaliosios situacijos paskelbimo 、英語:Resolution declaring a national emergency)」の2.3項をご確認ください。
・https://koronastop.lrv.lt/lt/covid-19-pandemijos-valdymo-priemones (リトアニア語)
・https://koronastop.lrv.lt/en/covid-19-related-restrictions-1 (英語)
2 水際対策強化措置について
リトアニアに入国する資格を持つ人に対しては、以下のとおり、水際対策強化措置が実施されています。
(1)欧州経済領域(EEA)、スイス、イギリス、アンドラ、モナコ、サンマリノ、バチカンからの入国
これらの国々からの渡航者に対しては、入国制限や陰性証明などの水際対策強化措置は実施されておりません。
なお、リトアニア保健省は、リトアニアに入国してから3日以内に、民間検査機関で自費によるPCR検査または抗原検査を実施することを推奨しています(入国前90日以内に感染歴のある方(PCR検査で陽性確定)は対象外)。
(2)第三国からの入国(日本を含む)
上記(1)以外の第三国・地域からの入国者に対しては、陰性証明の提出が義務付けられています。手続の詳細は、下記をご参照下さい。
▶陰性証明の提出
リトアニア入国前72時間以内にRT-PCR検査を行い、搭乗時に運航会社に対して陰性証明を提示する必要があります。
以下の場合は、陰性証明は免除されます。
・トランジットでリトアニアを通過する方
・16歳未満の方
・リトアニア入国前180日以内に感染歴のある方(=PCR検査で陽性確認)(EU公用語による医療機関の証明書が必要)
・有効なワクチン接種証明書を所持する方(ワクチン接種証明書については下記3をご覧ください)。
・この他、リトアニア政府が陰性証明の免除を認めている場合。詳しくは、下記の国立社会保健センターホームページをご確認下さい。
(英語)https://nvsc.lrv.lt/en/information-on-covid-19/for-arrivals-from-abroad/everything-you-need-to-know-about-isolation/isolation-exemptions
(リトアニア語)https://nvsc.lrv.lt/lt/informacija-visuomenei-apie-covid-19/butinosios-proceduros-grizus-is-uzsienio/viskas-apie-izoliacija/testavimo-isimtys-1
なお、リトアニア保健省は、リトアニアに入国してから3日以内に、民間検査機関で自費によるPCR検査または抗原検査を追加実施することを推奨しています(入国前90日以内に感染歴のある方(PCR検査で陽性確定)は対象外)。
水際対策措置の詳細は、下記の国立社会保健センターのホームページに掲載されていますので、渡航前に必ずご確認ください。
(英語)https://nvsc.lrv.lt/en/information-on-covid-19/for-arrivals-from-abroad
(リトアニア語)https://nvsc.lrv.lt/lt/informacija-visuomenei-apie-covid-19/grizusiems-atvykusiems-is-uzsienio-1
3 ワクチン接種証明書について
リトアニア入国にあたって有効とされるワクチン接種証明書は以下のとおりです。
(1)EUが承認しているワクチンであること(COVID-19 Vaccine Janssen、Comirnaty、Spikevax、Vaxzevria、Covishield、Nuvaxovid)。
(2)EU公用語で作成されていること。
(3)医療機関、接種国が発行する正式なワクチン接種証明書、国際予防接種証明書、EUデジタルCOVID証明書のいずれかであること。
(4)2回接種のワクチンであれば2回目の接種、1回接種のワクチンであれば1回の接種完了から14日以上、270日以内であることが確認できること(但し、18歳未満には270日要件は適用されない)。または、Comirnaty、Spikevax、COVID-19 Vaccine Janssen、Vaxzevria、Covishield、Nuvaxovidいずれかのワクチンのブースター接種完了を確認できること。
(5)感染歴のある方については(PCR検査による陽性確定)、少なくとも1回のワクチン接種から14日以上、270日以内であることが確認できること(但し、18歳未満には270日要件は適用されない)。または、Comirnaty、Spikevax、COVID-19 Vaccine Janssen、Vaxzevria、Covishield、Nuvaxovidいずれかのワクチンのブースター接種完了を確認できること。
4 リトアニアの新型コロナウイルス感染症に伴う入国規制に関して参考となるサイト
リトアニア外務省ホームページ
https://urm.lt/default/en/important-covid19
リトアニア政府ホームページ
http://koronastop.lrv.lt/
リトアニア保健省ホームページ
http://sam.lrv.lt/lt/
リトアニア国立社会保健センターホームページ
https://nvsc.lrv.lt/en/information-on-covid-19/for-arrivals-from-abroad